家作りのこだわり

ó骨組み

大工がつくる昔ながらの工法

私たちは、手仕事と機械加工を組み合わせて、骨組みを作っていきます。
丸太などの手でしか出来ないことは手仕事で、機械でできることは機械を使って加工しております。

同じ大きさの木でも強度もくせも1本1本違うので、将来どちらの方に曲がるのか?年輪はしっかり詰まっているか?なんてことを考えながら適材適所に使用していきます。

骨組み

ó間取り

風を通す、光を入れる、家族が顔をあわせる間取り

とても大切な間取りのこと。間取りは家族のこれまでの歴史であり、未来だと思います。それぞれの家族の思いが反映される。だから1軒1軒違う。
私たちの設計のポイントとしては、リビングや寝室などを配置することの他に昼間は電気をつけなくても明るいこと。
そして東西南北に風が通る事です。風を通すには、昔ながらの田の字形の家がよいと言われています。
田の字形の家にするには、引き戸をうまく使って部屋同士がつながっているようなワンルームに近い間取りが最適であると思います。

間取り

ó収納

大事な収納のポイント

収納(押入れ、クロゼットなど)は家の面積に対する割合として、10%〜15%は必要と言われています。特に玄関やキッチンはモノの出入りが大変多いところです。
そこで私たちは、

  • 玄関横の土足で入れる土間収納
  • キッチン横の食品倉庫
  • 2、3畳ほどの納戸

この3つはなるべく設計の中に取り入れるように提案しています。
また押入れやクロゼットの内部は、ベニヤやボードはだめです。収納は閉め切ります。空気は流れません。湿気でカビがはえます。ベニヤの化学物質が衣類に付着します。
そこで私たちの場合は、安価な下地用の杉の板を加工して貼っています。

収納

ó子育て

子供を育てる家、子供室の在り方

子供室へは、リビングを通過しないと部屋にいけないような動線にします。子供が部屋から出てきたら自然とリビングルームに集まる間取りです。
子供部屋から外のざわめきや家族の声が聞こえてくる場所に配置します。
例えば、広さは6畳に1畳の収納2つ、将来は2室となるような作りをした事例があります。1人分の広さは3畳、机とベッドと置いていっぱいです。
その分、ロフトを設け、丸太の梁にまたがったり、上に登ったりでき、楽しさや想像力が増しそうな部屋になるように配慮しています。

子育て

ó空気

自然塗料、温度、湿度

空気というとちょっと分かりづらいですが、私たちは、24時間絶えず呼吸をしています。高千穂の山などに行ったら空気が綺麗で気持ちがいい。ペンキ塗り立ての部屋なんかにいると気分が悪くなります。
ちょっと大げさですが、住宅も同じだと思います。だから、石油化学建材はなるべく使わないようにしています。特に、壁や床などの大きい面積のところは、自然からできる塗料を使用したい(柿渋やミツロウ)。壁や床も生きているので呼吸できるようにしてあげたいと考えています。

空気の考え方

ó環境問題

建材の廃棄の問題

最近の住宅団地では工業製品の外壁や建材ばかりです。見た目はきれいに見えますが、現場では山ほどゴミが出ます。産廃と言われるゴミです。その産廃は山の谷底などに捨てられます。工業製品なので土には返りません。
こんなことを考えていると今の家作りには?と考えさせられます。
だから、自分たちが使う材料がどのようにつくられて、どこに捨てるか、捨てたらどうなるのかをよく吟味したいと考えます。
ただ、完璧な自然素材の家は非常に高価なものになってしまいます。ですので、無理なく取り組むことも重要です。

環境問題の考え方

ó遊び心

空間つくり、家はただの箱じゃない

家は機能性も重要ですが、どこかで遊びを提案しています。
例えば、丸太の梁が見えたり、骨組みが見えるのも、ただの平面の天井よりは楽しい空間になります。天井の高さも、高いところがあったり、低いところがあったり、斜めのところがあったりすると、また違った空間になります。
いろんなことを考え、コストと相談し遊びを見つけていきながら、楽しく学びのある家つくりを構築していきたいと考えています。

環境問題の考え方